高杉の!読みすぎ!書きすぎ!しゃべりすぎ!(仮)

読んだ書籍について紹介するブログ。時折、労働法関連についても役立ちそうなことを紹介します。

読みすぎ記録No.03【何者/朝井リョウ】~あなたは自分を説明するにはどのように表現しますか?~

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まぁ、まだ交流するほどの人気はありませんが。

でもね。閲覧数も増えているんですよ!

最初の記事掲載後、閲覧数4

第2弾記事掲載後、閲覧数56

遊びにきてくださった皆様ありがとうございます。

近いうちに「読みすぎ記録」だけではなく、その他のジャンル記事も企画中ですので、楽しみにしてお待ちください。

 

それでは、さっそく本日の「読みすぎ記録」を紹介しますね。

本日は、

 著作名:何者

 著者名:朝井リョウ

 出版社:新潮文庫

をご紹介します。

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前回記事で歴史小説を熱く語りすぎたので、

私が読むのは歴史小説だけではないんですよ、っていうことをこの場でアピールさせてください(笑)

ちなみに歴史小説にかける熱さが溢れた記事はこちら。(このときは「高杉晋作」について語りすぎました・・・)

www.takasugi-room.com

 

朝井リョウさんの作品「何者」からは人間臭さが滲み出てて大変おもしろい作品です。直木賞の受賞作なんですよ。

私が1回目に読んだのは2016年だったのですが、ちょうど映画化される前だったかと思います。

当時、私は塾講師として勤務しており、大学生講師にオススメしまくっていたと思います。

だって、この作品が「就職活動」を軸に描かれているものでしたので、就職活動を迎える大学生に紹介しやすくて(笑)

 

朝井リョウさんの世代が就職活動を迎えたときって、東日本大震災時に就職活動していた方々なんですよ。

私自身、東京にて就職活動をし、大学生仲間で就活対策などしていましたこともあり、「何者」の中の描写はよりリアルに感じ、より親近感の湧く作品となっています。

例えば、

画面いっぱいに流れ始めたのはACのCMで~(略)

など。震災当時はAC公共広告機構のCMばかりでした。

いつからか俺たちは、短い言葉で自分を表現しなければならなくなった。(中略)就活の面接ではまずキーワードから。ほんの少しの言葉と小さな小さな写真のみで自分が何者であるかを語るとき、どんな言葉を取捨選択するべきなのだろうか。

 など、就活講座や就活対策本では、「まずは結論から」なんてことを目に触れ、耳に触れ、正直うんざりすることもありましたね。

自宅でできるWEBテストはひとりでやるものではない。そんなことは就活生の中では常識になっている。中には、「これは学力をはかるものではなくて、協力してくれる友人がいるかどうか調べるテストだ」という人もいるくらいだ。

確かにWEBテストは友人に手伝ってもらうことがあったなぁ。まぁ私の場合はWEBテストそのものがあまり多くなかったので、友人に手伝ってもらう機会も少なかったですけどね。

 

「何者」を読む中で、こんなことを考えながら読むとより楽しめると思います。

  • 自尊心を保つ方法とは。
  •  「自分」を説明する要素とは何か。
  • 本音とタテマエ

 あまり細かいことを述べるとネタバレになるので言えませんが。

(紹介する側としては何とも難しい・・・朝井リョウさん、すげぇな)

本当は、内容になぞらえて私自身の経験談を書きたいのですが、ネタバレになってしまうとこれから読もうと思う方に申し訳ないので、記載できませんがあしからず。

(いつかネタバレ専用記事も書いてみてもいいかもしれないですね。)

 

それにしても、朝井リョウさんの心理描写ってとても巧妙です。

「何者」の登場人物は、二宮拓人・神谷光太郎・田名部瑞月・小早川理香・宮本隆良・サワ先輩・烏丸銀次という具合に数少ないのですが、

どの人物にもかなりの特徴が際立っており、「自分は拓人似かな。友人は光太郎かな。あいつは隆良かな」なんて当てはめることが容易いくらい、登場人物の個性をよりリアルに描いていると思います。

ちなみに、私は拓人と隆良を混ぜ合わせた性格かと思います(笑)

 

ページ数は約350頁くらいで、内容もすらすら読めるので息抜きに読んでみてくださいね。終盤にさしかかるにつれて読む勢いが止まらなくなる自分を感じると思います。

 

【高杉の今日の見せすぎ!】(微妙にタイトル変えました。主旨は今まで同様に印象が強い部分を紹介します。)

「短く簡潔に自分を表現しなくちゃいけなくなったんだったら、そこに選ばれなかった言葉のほう、圧倒的に多いわけだろ」

「だから、選ばれなかった言葉のほうがきっと、よっぽどその人のことを表してるんだと思う」

誰かに何かを伝えるのって、限られた時間しかないんですよね。

プレゼンにしろ就職面接にしろ何しても。

そうなれば、限られた時間の中で選び取る言葉ってほんのわずかだと思うんですよ。

だとしたら、その人が「何者」か、そのプレゼン等が「いかほど」かを判断するには、その背景をしっかり把握しないといけないように思えます。

名前が自分を表すのか、戸籍が自分を表すものなのか、身分証明書になるものが自分を表すものなのか。

「自分が何者か」って考えると難しいですね。皆さんはどのように思いますか?

よかったら感想・考えをお聞かせ願えたらと思います。

 

それでは、皆さんが自分自身が「何者」であるのかの答えが見つかることを願いつつ。

よかったらコメントやお気に入りしてくださいね。

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とあるページより