いつもいつも「高杉の!書きすぎ!読みすぎ!しゃべりすぎ!(仮)」に遊びにきていただきましてありがとうございます。
(え?「読みすぎ」はなんとなくわかるけど、「しゃべりすぎ」ってどこを指しているのかって?そんな細かいことは気にしないで。後々企画するんだから。)
本日の「読みすぎ記録」はこちらです。
著書名:「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣
著者名:山本憲明
出版社:明日香出版社
最近かなり売れていますよね。明日香出版社の「習慣」シリーズ。
昨日、書店を訪れた際もありましたよ。
それはともかくとして、この本は以下にあてはまる方にオススメできるものです。
- 仕事を早く終わらせるためには、どのような姿勢・考え方が必要か知りたい方
- 入社1年~3年の方
- 仕事をテキパキ処理できずにお悩みの方
この本の初版は2013年なので、少々古いものにはなりますが、
本棚を整理中に久々に手に取ってみたので、せっかくなのでご紹介しますね。
2013年の私といえば社会人経験としても浅く、勤務先の教育制度がなく、
「OJT(On the Job Training:企業内の現場における教育制度)ってなんだっけ?」
「おかしいなぁ。入社説明会ではOJTが充実しているってアピールしてたじゃん?」
なんてことを思うことが多く、書籍にヒントを求めにいったときに、この本に出会ったことを覚えています。
著者の山本憲明さんは、会社員として勤務しつつも、税理士試験の学習をしながら、税理士資格を取得したという実績のある方です。
税理士試験って5科目合格しなきゃいけないんですけど、1科目ごとの難易度がめちゃくちゃ高いんですよね。だから税理士資格を取得するのに足掛け10年かかることもざらにあるらしいです。
(私も一瞬だけ税理士を夢見たことがあります。気の迷いレベルでしたので、すぐに諦めましたけどね(笑))
その難易度を踏まえると、会社員として働きながら、日々の学習時間をいかに確保できるか、ということが課題となってきます。
となれば、早く仕事を終わらせて資格学校に通うしかない、ということで仕事を早く終わらせる考え方を求め続けたそうです。
そのかいもあってか、今では税理士・中小企業診断士として独立開業しているようですね。
この本は仕事が速く終わらせる「方法」ではなく、仕事を速く終わらせる「姿勢・考え方」を教えているため、仕事を速く終わわせるための「導入本」としてのポジションとしてお役立ちになるのではないかと思います。
仕事を速く終わらせる「方法」を知りたい方は、他の本と合わせて読むとより効果が高いのではないでしょうか。
とはいっても、簡潔に「方法論」にも触れられているため、参考になる点は多いのではないかと思います。
そういった意味で、まだ仕事観が形成しきれていない新卒の方には特にオススメします。
【高杉の今日の見せすぎ!】
仕事が速い人はマニュアルに頼り、仕事が遅い人は経験に頼る。
何度も繰り返されるような仕事や、毎年一定の時期だけやるような仕事で大事なのは、「マニュアル」や「チェックリスト」などの資料を用意することです。これらを作成し、うまく使っていけば、仕事が格段に速く、正確になり、ミスを減らすことが可能です。
このチェックリストやマニュアルって本当に大切なんですよね。新人教育の場や引き継ぎの際にも使えますので。質の高いマニュアルの作成方法なんかは、トヨタ式について記載された書籍などを参考にするとより良いかもしれませんね。
ちなみに、私は顧客様や行政に提出する書類を案内する場合、必ず必要資料一覧表を自作したものを添えてお渡しします。
先方もこちらも必要種類の確認がしやすくなりますし、無駄なやり取りの往復回数を減らすことができますからね。
次回は「アウトプット」の重要性が学べるあの一書!をご紹介します。
ぜひ当ブログに遊びにきてくださいね~。
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