高杉の!読みすぎ!書きすぎ!しゃべりすぎ!(仮)

読んだ書籍について紹介するブログ。時折、労働法関連についても役立ちそうなことを紹介します。

【面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略/DaiGo】~もう面接はこわくない!~(読みすぎ記録#19)

本日も「高杉の!読みすぎ!書きすぎ!しゃべりすぎ!(仮)」に遊びに来てくださりありがとうございます。

 

最近のテレビドラマを見ると会社員の物語がを多いように感じますね。
つい先日までは、
吉高由里子さん主演「わたし、定時で帰ります。」
福山雅治さん主演「集団左遷」
などが放送されていましたね。

 

会社員といえば、かならず「就職活動」は避けられませんね。
そして、就職活動には「面接」は避けられません。

 

本日は、その面接に対しての対策を心理学の観点から紐解いたものがこちら。

著書名:面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略
著書名:メンタリストDaiGo
出版社:KADOKAWA

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前回に引き続きメンタリストDaiGoさんの著書です。
前回は「集中力をコントロール方法」について、ご紹介させていただきました。

www.takasugi-room.com

 

こんな方にオススメ!

  • 理想の仕事に就けていない方
  • 面接・プレゼンになると不安や緊張に襲われてしまう方
  • 就職活動を行っている方

 

本書の特徴 

「面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略」では3部構成となっております。
第Ⅰ部 後悔しない就活&仕事選びとは?—「いい仕事」を選ぶ3つの原則
第Ⅱ部 好感度は作れる—面接を支配する7つの戦略
第Ⅲ部 人生は2か月で変えられる
という内容です。

 

この書籍は、一般的に言われる「就活本」とは様子を異にしています。

就活本では自己分析の方法、集団面接時のテクニックなどが紹介されていますが、科学的根拠というよりは、今までの蓄積された経験則が書いてあるものが多いかと思います。(就活本が役に立たないという意味ではありません。)

対して、本書では冒頭にも述べた通り、心理学・脳科学といった科学的根拠に基づいたテクニックを紹介しております。
テクニックは主に第Ⅱ部で紹介されており、

  1. 好感度の作り方
  2. ハロー効果
  3. 知性
  4. トークによって面接官の判断基準を支配する
  5. 自信のまとい方
  6. 警戒すべき面接官を見抜く

といった切り口で紹介されています。

また、テクニックを淡々と紹介するのではなく、第Ⅰ部にて、自分のやりたい仕事を手に入れるためのマインドについても記載されています。 

第Ⅲ部では、理想の仕事に就くための効果的なワークを5つ紹介されています。
その5つとは、

  1. 連想ゲーム
  2. 「だからどうした?」ゲーム
  3. 3つ挙げる、3つ褒める
  4. 口を読む
  5. 72時間内に実行する

です。

以上のように、テクニック・基本的マインド・ワークが収納された一書となります。

 

ちなみに、「はじめに」の中でDaiGoさんはこのように言われております。

私は、職業選択の自由は権利だとは思いません。しかし、職業選択の自由が存在しないとも思いません。
職業選択の自由は、権利ではなくスキルなのです。

自分のやりたい仕事、自分が本当にやるべき仕事、理想の仕事をしている自分を思い描く。
その目標にたどり着くために、今の自分の能力と、理想の自分の能力との差を見極める。
そして、今、目の前にある選択肢の中から、必要なスキルを手に入れられる仕事を選んで経験する。
さまざまな仕事を経験しながら、理想の仕事に就くために必要なスキルを、1つ1つ集めていく。
その結果として、自分が本当にやりたいこと仕事をする自由が手に入れられる。
職業選択の自由を手に入れることができる。

職業選択の自由とは、与えられる権利ではなく、自分で磨き、鍛え、手に入れるべきスキルなのです。

本来なら日本国憲法で”権利”として記載されているものを、
DaiGoさんは”スキル”として解釈しております。

つまり、自分のやりたい仕事をするというのは、「受け身」ではなく、自ら勝ち取りにいくという「攻め」によるものということでしょうか。

心理学を通して「戦略的」に考える、いかにもDaiGoさんらしい表現だと思います。

実践例

私がこの書籍を読んだときはすでに社会人で塾講師として勤務していましたので、
「就職活動」にて実践したわけではありません。

しかし、掲載されている内容は就職活動中の人でなくても活用できるものがあります。
私が実際にこの書籍を参考にして取り組んでいたことをご紹介しますね。

 

私が意識的に導入していたのは以下のものです。

  • ハロー効果
  • 「だからどうした?」ゲーム

順に説明しますね。
まずはハロー効果について。
「ハロー効果」とは、1つの際立った特徴に引きずられて相手の全体像を評価してしまう現象のことです。

ハロー効果による例を本文より引用します。

ある日、会社に突然、取引先の外国人が訪問してきたとします。英語しか話せないようなのですが、あいにく海外担当の社員は出払っています。みんなが顔を合わせているなか、たまたま留学経験があった新入社員の一人が英語でうまく対応したとしましょう。それを目にした周囲にした人はどう思うでしょうか。おそらく、「すごい新人が入ってきた」と思うはずです。まだほとんど仕事ができないという点では、ほかの新入社員と同じであるにもかかわらずです。

本来、英語ができることと仕事ができることには全然関係がありません。(中略)しかし、日本のたいていの会社では、英会話ができる人はごく少数派です。つまり、英語力という目立った特徴のためにハロー効果が生じた結果、「すごい新人だ」と判断されているわけです。

これは、自分の特徴を分析することができれば、かなり活用することができます。

私は塾講師として転職したので、生徒からすると既存の社員と私を比較してきます。
また、他の社員も社員同士で比較することもあります。

何か特徴を際立たせることが必要だと思い、私はお得意の労働法の知識をフル活用しました。
特に高校生たちは年齢的にも、進学先だけではなくその後の仕事も考え始めるため、労働法関連の話をすると食いつきがとてもよかったです。
そのこともあってか、キャリア関連の相談を受けることも多くなりました。
このキャリア関連の話は講師に大ウケでした。
というのも、講師の中には大学生講師もいるため就職活動の準備をする子も多かったからです。エントリーシートの添削や模擬面接の練習などにも付き合わされることも増えたため、「高杉先生は、信頼がおける」という雰囲気が出来上がってました。
(自分で言うのは大変恐縮ですね)

逆に、私自身が初対面の人と接する際はハロー効果に惑わされないように気を付けています。 

 

その次に「だからどうした?」ゲームについて。
このゲームについて、DaiGoさんは次のように紹介しています。

①紙とペンを用意

②自分の得意なこと、持っているスキル、経験などを書き出す。
例:心理学に詳しい

③自己アピールとそれに対するツッコミをシミュレーション
まず、目の前に人がいると考えて、その人に今書いた自分のスキルをアピールするところを想像します。次に、それに対して目の前にいる人が「だからどうした?」と返してきたところを想像します。

④ツッコミへの返しを用意する
「だからどうした?」というツッコミに対するうまい返しを考えて書き出します。

⑤さらなるツッコミと返しを考えていく
さらに相手が「だからぢうした?」とツッコんできたことを想像します。また返しを考えて書き出します。さらに相手が「だからどうした?」とツッコんできます。さらに返しを考え、書き出し……をできるだけ長く続けます。こじつけでも構わないので、瞬時に考えて書くのがポイントです。

これは、自己分析を行うにあたり、とても役に立ちます。
質問に対して自身が用意した解答は、表層的なものが多いため、「だからどうした?」と自問自答することで深めることができます。

私の場合は自己分析に用いたのではなく、課題解決手法として用いていました。
どういうことかと言いますと、「だからどうした?」はコンサルタントの思考法で用いられる「ロジックツリー」と類似しているんですよね。

複数の課題・質問に対して、「だから何が言える?(so what?)」を繰り返していく。
そして、それぞれの解答が共通するところが、それらの課題の仮説につながる、という手法です。
その逆が「なぜ?(why?)」を繰り返すことです。これを繰り返すことで、課題・質問の本質にたどり着くことができます。

このおかげで、「生徒がこの問題を苦手とするのはなぜなのか?」「まじめに授業を受けているのに成績が伸びないのはなぜなのか?」 などの課題に対して、一定の対策を行うことができ、実際に克服したケースもあります。

そういった意味で、自己分析以外にも使える手法ですのでオススメですよ!

 

最後に

前回同様、メンタリストDaiGoさんの書籍についてご紹介させていただきました。
DaiGoさんの書籍は文字数が少ないにも関わらず、内容がとても充実しています。
そのため、本当にオススメできる著者の一人です。

全部が全部、実践する必要もなく、自分に必要だと感じた項目だけを実施すればよいので、ご自身の生活に支障がない程度のことを実践してみることをオススメします。

DaiGoさんの書籍にはまだまだ役立つものがあります!
それはまた今後、ご紹介させていただきますね!

 

本日も、最後まで読んでくださりありがとうございました!